2024年DX&インバウンド状況アンケート集計結果(概要)

2024年秋冬営業状況に関するアンケートを実施の際に、DX化やインバウンドの状況に関する質問で回答いただいたデータを集計し、概要をまとめました。

■調査概要

  • 目的:全国キャンプ場の2024年秋冬営業状況
  • 実施期間:12月1日〜12月20日
  • 対象:全国のキャンプ場(公設および民間のキャンプ場)
  • 配布先:約900カ所(メルマガ:「JACビジネスレポート」へ登録のキャンプ場)
  • 回答方法:Webフォームによるインターネット回答
  • 回答数:103キャンプ場(比率 公設66:民間37)

キャンプ場DX化進捗状況

公設のキャンプ場では約3割が自治体の支援を受けて設置している結果だった。また北海道、東北、中国四国、九州沖縄各地方も同様の結果となった。

公設・民営ともにクレジットカード決済は約半数近くまで導入が進んでいるという結果でだった。

民間では約半数がインターネット予約のみ対応となっており、公設でもすでに2割が導入済み、約2割が検討をしているという回答結果だった。

キャンプ場インバウンド客の利用状況

北海道、九州・沖縄地方で中国・韓国からの旅行者が顕著に増えているという回答結果だった。

関東や東海地方でも中国・韓国の在留者のキャンプ場利用者が増えている様子だ。

欧米からの旅行者も北海道、東北、東海、九州沖縄地方で利用者が戻ってきているようだ。

スマートフォンの翻訳アプリを活用しているキャンプ場が60件、「特に外国人だからという対応はない」が30件強の回答となった。回答キャンプ場の4分の1は「外国語(英語)での掲示」はおこなっているようだ。


(日本オートキャンプ協会 事務局)