「第14回みさと船着場フェスティバル」でキャンプ講師
埼玉県三郷市役所からの依頼を受け、「第14回みさと船着場フェスティバル」における「はじめてのキャンプ体験」イベントを実施しましたので、簡易とはなりますが、活動報告をさせていただきます。
メイン講師は鈴木、サブ講師は大屋さんが担当させていただきました(いずれもJAC公認インストラクター)。
3月上旬にJACから通知された本ベントに関する募集にエントリーさせていただき、担当アサインのご連絡をいただいた後、3月下旬に三郷市役所のご担当者様との打ち合わせ(現地訪問)を経て、今回のイベント内容(後述)を決めさせていただきました。
その後はメールでのやり取りがメインとなり、サブ講師の大屋さんとはWebミーティングにて連携を取らせていただきました。
《イベント概要》
第14回みさと船着場フェスティバル
● ホームページ:
https://www.city.misato.lg.jp/soshiki/kikakuseisakubu/kikakuseisaku/2/10210.html
● チラシ:
● 日時:2024年5月11日(土)
● 場所:三郷緊急用船着場(江戸川河川敷)※JR三郷駅南口徒歩5分
● 参加者:
○ 午前の回(10:00~11:30):7家族(実績)
○ 午後の回(13:00~14:30):9家族(実績)
※いずれの回も最大10家族(1家族 最大4名)まで受付(事前エントリー制)
《実施内容》
● ロープワーク(4種類)体験
○ 講師紹介
○ 簡易的な初キャンプ講習(資料は講師側にて用意)
○ 以下4種類のロープワーク講習・体験
■ 本結び
■ もやい結び
■ 巻き結び
■ 自在結び
● ロープワークを使った簡易タープ設営体験
最初は「初キャンプ講習」として、用意した資料をもとに15分程度で座学を行いました。
参加者からはざっくばらんな質問(キャンプに行く上で一番ベストだと思う季節は?等)が寄せられ、かなり興味を持ってくれたのだと実感しました。
座学の後は、いよいよロープワーク体験を開始しましたが、イベントスペースにおいて設営を開始した時から強めに感じていた風が、この段階で強風となり、気を付けていないと机上の資料やロープ一式が飛ばされてしまう事態にまで発展していました。
そんな中、何とか各種ロープワークの概要説明を終え、参加者にロープを配り、サブ講師の大屋さんと二手に分かれて、それぞれのグループにおいて体験のサポートを行いましたが、参加された皆さん共通で「もやい結び」に大苦戦し、想定していたタイムスケジュールよりも多くの時間を体験に使ってしまうとなりました、、、
このため、風が強まったことによる安全面を考慮した結果、簡易タープの設営はベストエフォートとし、参加者(お子さんも含め)が一通りのロープワークを最後までできるようになるまでサポートさせていただく内容に切り替えをさせていただきました。
この方針転換が功を奏したのか、参加いただいた家族の皆様からは、難しく感じたロープワークも笑顔で失敗を楽しんでいただいた様子で、根気よく何度も手順を聞いてくれるようになり、講師との距離もかなり近づき、家族同士で教えあうような場面も見受けられるようになりました。
なお、大屋さんは勤め先のキャンプイベントでの経験をお持ちであったため、その卓越した教え方により、午前の回において、大屋さんが担当した家族は簡易タープの設営まで体験することができました(感謝です!)。
こうしてイベントは午前、午後ともに無事に終えることができましたが、反省点としては、やはりロープワーク体験において選択した結び方を再度見直す(もう少し簡単な結び方を考える)ことや、鈴木自身が初のメイン講師を担当したこともあり、限られたイベント時間の中で、その配分の読みがまだまだ浅かった点も挙げられます。
上記以外にも細かい反省点は多々ありますが、今回のイベントにおいて、三郷市役所のご担当者様、バックアップいただいたJACの堺様(三郷市役所様との連携におけるサポート、冊子の手配等)、急なご依頼にもかかわらず快く引き受けていただいたサブ講師の大屋さんといった関係者の方々や参加されたご家族に恵まれ、JAC公認インストラクターとして(大変ながらも)楽しくイベントを開催することができたと思っております。
皆様に感謝するとともに、また機会があれば、是非このようなイベントに参加させていただければと思います。
報告者
鈴木一行
(JAC公認オートキャンプ指導者インストラクター、本イベントのメイン講師)
● キャンプ歴:11年目
● キャンプスタイル:ファミリー(愛犬含む)、ソロ ⇒ 軽量で快適さを追及
● 移動手段:車、バイク(250cc)
● ブッシュクラフトアドバイザー資格所有