キャンプ場ゴールデンウィーク営業実績アンケート結果(概要版)

2024年ゴールデンウィークの営業実績に関するアンケートを全国キャンプ場に実施、回答いただいたデータを集計し、概要をまとめました。(※アンケートに協力いただいたキャンプ場には別途詳細レポートと更なる分析データを共有させていただきます)

■調査概要

  • 目的:全国キャンプ場の2024年ゴールデンウィーク営業状況の把握
  • 実施期間:5月8日〜5月20日
  • 対象:全国のキャンプ場(公設および民間のキャンプ場)
  • 配布先:約900カ所(メルマガ:「JACビジネスレポート」へ登録のキャンプ場)
  • 回答方法:Webフォームによるインターネット回答
  • 回答数:112キャンプ場(公設65、民間47)

◾️2024年ゴールデンウィークの昨年対比(エリア別)

どのエリアでも半数以上が昨年以上の売り上げを達成と回答、特に東海と中国・四国、九州・沖縄エリアでは7割が前年を上回った。
東北・関東エリアでは半数以上が昨年より来場人数が少なかったと回答。対して九州・沖縄エリアの全てのキャンプ場が昨年より来場者が増えているとの回答結果だった。

◾️ゴールデンウィークの期間中の稼働率(エリア別、公設・民間別)

4月28日〜5月8日までの10日間を全日満サイトを100%として算出(4/30,5/1.2の平日を含む)
40%後半〜50%前半の回答と90%以上の回答が最も多い結果となった。
※縦軸の単位は回答件数。回答いただいた期間中の空サイト累計総数を10日間の満サイトから逆算で稼働率を算出、それを9分割にしております。

◾️ゴールデンウィークの料金設定、予約開始時期、混雑傾向

東海エリアでは7割近いキャンプ場が通常期より高い料金設定にしているとの回答、前述の売上の昨対実績とも連動する結果になっている。中国・四国エリアでもその連動性は見て取れる結果となった。
約半数が「以前と変わらず」と回答、一方で約2割のキャンプ場がキャンプブームの翳りを感じ、他の屋外レジャーにシフトしていっているとの回答結果であった。

回答に協力いただいたキャンプ場へは後日、より詳細に分解した集計結果のほか、GW期間中にキャンプ場で実施したイベントなど企画や今年のGWの利用者の傾向や印象などテキスト回答でいただいたものを共有させていただきます。いつもご協力ありがとうございました。
(日本オートキャンプ協会 事務局編集部)