第53回ジャパンキャンピングラリー開催報告

第52回ジャパンキャンピングラリー開催報告

10月28日29日、静岡県富士宮市の朝霧高原オートキャンプ場で第52回ジャパンキャンピングラリーが開催されました。 北は北海道から西は関西まで、全国から53組148名が参加し秋のキャンプを楽しみました。

以下、活動報告:第52回ジャパンキャンピングラリー(2023/10/27-29実施)からの転載となります。

去る10月27日(金)より29日(日)まで、朝霧高原オートキャンプ場にて第52回ジャパン・キャンピング・ラリーを開催しました。

通年は“JAC関東の集い”として開催しているキャンプ大会の規模を拡大し、全国より参加者を募って賑やかに2泊3日を過ごしました。

今回はお申し込み家族の半分以上が2泊3日で参加くださいました。

27日(金)は、正午よりチェックインの受け付けをスタートしましたが、皆さま続々とお見えになり手際よくサイト設営を終えたころ、場内に設けた“JAC広場“にて挨拶を兼ねた顔合わせ会を行い、明瀬会長の挨拶の後に参加の皆さまにも順に自己紹介を頂き、その後はご希望の皆さまに生ビールの振るまいを行いましたが、皆さまカップを片手にさっそく交流を深めて頂きました。

各自で夕食を済ませて頂いた後は、JAC広場に焚き火台を持ち寄り、賑やかな談話の一時を楽しんで頂きました。

翌28日は、参加の皆さまにゆっくり過ごして頂くために午前9:00よりチェックインの受け付けをスタートして、さっそく午前11時からイベント《薪積み競争》を行います。

正午には、30人もの協会公認オートキャンプインストラクターによるミーティングを行い、まずは自己紹介をしてから、大会中の各イベントのお手伝いを募りつつ指導者同士の交流を深めました。

その後は、JAC広場においてジャパン・キャンピング・ラリーの開会式を行い、明瀬会長の挨拶の後に、集合写真を撮影し、改めて各イベントの案内をさせて頂きました。

また今回は子供から大人まで、時にはためになり、そして何より楽しいイベントを全て無料かつ参加自由方式で盛りだくさん行うと共に、土曜日の夕方には豚汁も無料で振るまいました。

各イベントの詳細は以下の通りです。
(担当者による報告)

《薪積み競争》

薪積み競争は、予め井桁に組んである薪を隣に組みなおすタイムを競う競技です。
子供の部、大人の部合計20名の皆様にご参加いただきました。
子供の部は5段、大人の部は8段で実施しました。
オートキャンプインストラクターのルール説明の後、練習なしの一発本番。
丁寧に組めば崩れることはありませんがタイムが伸びず、急いで積んだ結果最後に崩れることもあるのが薪積み競争の難しいところ。
皆さん、初めて行った競技にもかかわらず、上手に薪を積んでいただきました。
一本ずつ慎重に運ぶ方もいれば、一発逆転を狙って複数段まとめて運ばれる方もいらっしゃり、大いに盛り上がりました。

参加者の皆様が競技を楽しみ、優勝者が誇らしげに商品を受け取る姿は大変うれしかったです。

《ロープワーク教室》

個別サイトにて、もやい結び、ハの字結び、自在結びのレクチャーを致しました。総勢15名程のご参加がありました、その場で結びを覚えられた方々がすぐに先生となり、結びに手こすっていらっしゃる方にレクチャーすると言う和気あいあいとした雰囲気のなか、皆さん楽しまれながらもやい結びを習得されたようでした。
ご協力頂いた先生の方々、そしてご参加頂いた皆様ありがとうございました、次回もよろしくお願い致します。


《火器修理・デモンストレーション》

今回の火器相談依頼は、8台のランタンでした。
old Colemanからノーススターまで、新旧5台とペトロマックスHK500

燃料漏れ、ブランキングなどの症状で、
ペトロマックスHK500はマントルが重力に負けて落ちるという、問題でしたが、点火して問題を見つけて修理方法を伝えました。
ストームランタン 2台は芯を交換を行いました。

一年に一回の相談会でしたが、修理になってますが、皆様のお役にたてて何よりです。

次回は、灯油系火器の講習会でも、行いたく思っております。

ブランキングする
灯りがチラチラする
イグナイターが壊れたから、点灯方法が知りたい
マントルが落ちる
芯がない
OLD Colemanの点灯実験
エアー漏れ

など

何処に問題あるか説明しました。
つたない私の説明でも、笑顔でお帰りいただけたので、みなさんの優しさを痛感しました。


《トリック・オア・トリート》

JAC関東の集いの秋の名物、トリックorトリートを今年も行いました。
参加されるお子様もおかしをお渡しいただく大人も仮装をしてくださり、華やかな雰囲気に包まれました。
今年は、武蔵生越高校のお兄さん4名をリーダに4班にわかれ、グループで各サイトを回りました。
参加者の皆様にご用意いただいたお菓子が大変多く、子供たちが持参した袋やかごに入りきらず、
お菓子をサイトに置きに戻る姿も見られました。
1時間ほどかけて全サイトをまわり、お菓子をたくさん手にした子供たちの笑顔があふれていました。


《ダッジオーブン料理教室》

~2023 ダッチオーブン教室~
今年のダッチオーブン教室は、関東ではなくジャパンとなったこと、そして教室の時間を多くいただいたこともあり4種類を実施することとしました。

*以下4種類です。
1.焼き芋
2.オニオングラタンスープ
3.無水料理
4.豚塊肉のロースト

焼き芋は、予めお昼頃から仕込んでおき、オニオングラタンスープと無水料理は教室実施中に仕上げ、みなさんに試食していただきました。
豚塊肉は2~3時間ぐらい時間を要しますので、焚火トークに仕上げるタイミングとしました。

今回は関東以外の方のご参加が多かったように感じました。
また料理ということで、男性より女性比率が高い感じでした。高校生も参加しておりました。
人数的には約20人ぐらいでした。
そんな参加者に、今年は例年以上に私も気合が入ったようで、トークで少し笑わせるようにさせていただきました。

講習中も質問が多く飛び、感心が高かったことを感じました。

《ビンゴ大会》

各社からの豪華協賛品を主な景品として、ハズレ無しのビンゴ大会を行い、武蔵越生高校のアウトドア部の男子生徒達がパワーとユーモア溢れる進行役を務めてくれました。
ビンゴの後も皆さんJAC広場に留まり、時間の許す限り“焚き火トーク“を満喫なさいました。

《日曜の朝のコーヒートーク》

土曜&日曜の朝はBBQハウスで珈琲レクチャーを致しました。
皆様には朝早くからご参加頂いたのですがコーヒーの準備が間に合わず長時間お待たせしてしまいました、それでもコーヒーを飲まれた方々から「美昧しい」の一言を頂けたのは幸いです。
次回はスタッフを増やしてコーヒーをご堪能頂き、珈琲トークコーナーを盛り上げたいと思いますので、よろしくお願い致します。

《せんべい焼き体験》

最終日の朝、せんべい焼き体験を実施しました。
子供はもちろん、大人の方でもせんべい焼きは初めてという方が多く、皆様興味深々でお越しいただきました
せんべい生地を炭火でゆっくりあぶり、膨らんできたところに醤油を塗って完成です。
体験時間は5-10分。
皆様1枚では物足りず、2枚目を焼かれるほど夢中になっていただきました。
朝のひととき、小雨がぱらついていましたが、楽しい時間を過ごせました。

《絵画コンクール》

チェックイン時に色鉛筆もしくはクレヨンと画用紙を皆さまに差し上げて、参加自由形式で絵画コンクールを行いました。子供の部・大人の部に分けて作品を集いましたが、審査担当の明瀬会長がどなたに会長賞を差し上げるか?頭を抱えるほど多くの力作が寄せられました。

またイベントの合間には、JAC広場を子供達の遊び場として開放し、指導者の監視の下にモルックやコーンホールなどの野外遊びも楽しんで頂きました。

土曜日の夜半から雨に見舞われましたが、日曜日の朝にはやんで、陽が雲間から顔を出すタイミングで閉会式となりました。会長の結びの挨拶並びに絵画コンクールの表彰が行われた後に次回のジャパン・キャンピング・ラリー開催支部の代表に協会旗が渡されました。

来年は東海支部が主幹となって10月19日(土)から20日(日)の2日間、静岡県の竜洋海洋公園オートキャンプ場にて第53回ジャパン・キャンピング・ラリーが賑やかに開催される予定ですので皆さま是非とも参加ください

その他の写真は、以下よりご覧ください。

このラリーの開催にあたり、3日間を貸しきりとしてご協力頂きました朝霧高原オートキャンプ場のオーナー様に心より御礼申し上げます。
また(一社)日本オートキャンプ協会の会員企業より多くのご協賛を頂きました事にも厚く御礼申し上げます。

【ご協賛企業】
株式会社ロゴスコーポレーション
国分グループ本社株式会社
一般社団法人岩手県木炭協会
株式会社カンセキ

進誠産業株式会社
株式会社ビッグウイング
株式会社OUTPUT LIFE