「羽鳥湖畔オートキャンプ場」4つ星認定
日本オートキャンプ協会(会長・明瀬一裕)は、7月26日、福島県天栄村にある「羽鳥湖畔オートキャンプ場」をキャンプ場星マークの4つ星に認定しました。
星マークは1988年に当協会が、日本のオートキャンプ場の品質向上を目的として「オートキャンプ場設置の施設等ガイドライン」として制定した制度です。以来、オートキャンプ場は施設面を中心に急速にレベルアップし、欧米のキャンプ場と比較しても遜色のないオートキャンプ場が全国に整備されました。2000年代になるとオートキャンプ場は個性化、多様化へ向うようになり、星マークも「環境立地」「施設」「サービス」「アメニティー」の個別評価を導入しました。
「羽鳥湖畔オートキャンプ場」は、1995年、従来の村営キャンプ場を時代に合わせた「オートキャンプ場」として大規模リニューアルを行い、名称も現在の施設名に変更して再スタート。東日本大震災では一時休業を余儀なくされたものの復興し、2019年には、同村で開催されたFICCオートキャンプ世界大会の会場にもなりました。その際にも給湯設備や温水洗浄便座の導入など現代のキャンパーのニーズに合わせたリニューアルを行い、時代に合わせて改修を進めてきました。こうしたことの他、羽鳥湖畔の恵まれた自然環境に立地し、近代的な常設施設を備えながら、キャンプ場の隅々まで管理の手が行き届いていることが高く評価されました。手入れされた樹木や植栽、念入りな清掃、場内の徹底した整理整頓により、自然感と清潔感という二つの要素が調和して、キャンプ場全体に居心地のよい雰囲気を生み出しています。
その結果、上に挙げたすべての個別評価で4つ星を獲得し、総合評価で4つ星に認定されました。これは「初心者からベテランまで安心して快適に過ごせるキャンプ場」であることを意味するものです。
なお、福島県でこれまで星マークを取得しているキャンプ場は大玉村にある「フォレストパークあだたら」(5つ星)のみでしたが、今回の認定により「羽鳥湖高原オートキャンプ場」が福島県で2カ所目の星マーク認定キャンプ場となりました。
本件のお問い合わせは 日本オートキャンプ協会
担当 堺 sakai@autocamp.or.jp 03-3357-2851