「キャンピングカー白書2023」概略
「キャンピングカー白書 2023」を発行が発行された。
以下キャンプ場へのビジネスチャンスの観点からポイントを押えてみた。
■キャンピングカー国内販売額と保有台数
キャンピングカーの販売総額は増加傾向にあり、2022年の国内キャンピングカー販売売上合計額が新車・中古車を合計して過去最高の762億円(対前年比120%)。国内販売台数と廃車台数などを調査し、算出した国内キャンピングカーの保有台数は、調査当初から増え続けており、2022年は前年より9,000台増えて145,000台となった。
車中泊をはじめとするアウトドアブームや災害時の活用についての注目もあり、今後、キャンピングカーの国内マーケットはさらなる成長が期待できるとしている(プレスリリースより)。
■キャンピングカーの利用頻度、利用時期、期間
■キャンピングカー旅の予算
前回調査の旅1回あたりの平均予算と集計の仕方が異なっているようだが、原油(ガソリン)高、物価高の影響で支出を抑える傾向のようだ。
■キャンピングカー選びの傾向
前年と比べて、ハイエースモデルがさらに関心を高めており前回より約5ポイントも増加。軽自動車・カムロード・タウンエースなどはその分をそれぞれ微減となっている。
■宿泊場所
前年と比較するとキャンプ場利用が2ポイント減っている。他の施設がいずれも微増となる中、昨今のキャンプ人気でキャンプ場は予約がとりずらくなっているなどの要因が考えられそうだ。
一方でユーザーとのコミュニケーションに約4割がSNSを活用しており、見習うべきところもあるだろう。
※グラフ引用はすべて『キャンピングカー白書2023』より
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