第13回JAC関東の集い開催レポート

第13回JAC関東の集い開催レポート

2022年5月21日(土)から22日(日)にかけて【第13回JAC関東の集い】を静岡県の朝霧高原オートキャンプ場にて行って参りました。

今回はソロでの参加者も多く、キャビン利用されたご夫婦もいらっしゃり、様々なスタイルで20家族48人の参加を得て楽しく賑やかに2日間を過ごす事が叶いました。

土曜の朝は、キャンプ場のご厚意で少し早めにチェックインをさせて頂き、おかげで設営後にゆっくりと昼食を摂る事が出来ました。

食後のお腹も着いた頃、お子さん達を対象にお宝探し大会を行いました。
チェックイン前に、担当幹事が場内の決められたスペースに小さなカプセル(お宝)を幾つか隠します。
そのカプセルを見つけると中に数字が書かれたカードが入っており、その数字の分だけ、駄菓子をゲット出来ます。
最低でも8個はもらえたので、お子さん達も大喜びしてくれました。

今回は、埼玉県内の高校でアウトドア部の顧問を務めていらっしゃる先生(協会公認オートキャンプ指導者)が3名の生徒を引率して参加してくださいましたので、その生徒さん達にもお手伝いを頂き、お宝探しを盛り上げて頂きました。

午後3時からは、ロープワーク教室と火器類の相談受付けを同時に行いました。
ロープワーク教室は、大人から小学生まで広い年代層が興味を持って受講され、当初予定の1時間を過ぎても尚、熱心に学んでいる方々もいらっしゃいました。

火器類の相談受付けは事前にアナウンスしていたので、調子の悪い灯油ランタンが持ち込まれると、待ち受けた指導者がさっそく不具合の原因を探ります。試行錯誤の末にチェックバルブの不具合が発見され、それを新品に取替えて見事明るさを取り戻した時は、一同「おおぉぉ~」と感嘆の声を上げましたが、同時に灯油ランタンのチェックバルブまで用意されている指導者の凄さに舌を巻く思いでございました。

4時からは場内のBBQハウスをお借りしてダッチオーブン料理の実演を行いました。
担当指導者が、ダッチオーブンの取り扱い方法・火加減のチェック方法の指導を含め 簡単ポテサラ・キッシュ、溺れタコと牛スジのトマト煮込み、ミートローフを分かり易く楽しい説明を通して手際よく仕込みます。

その後は感染対策のため、各家庭で夕食を済ませて頂き、6時30分過ぎから場内の一角に3台の焚き火台を設けました。
それらを囲んで、顔見知りの方々も、初参加の皆さまも、アウトドア部の高校生も、自然と交わって談話なさるのを見るにつけ、火がとり持つ力というものを改めて感じた一時でした。

またその場では、先に仕込まれたダッチオーブン料理が感染対策をした上で振る舞われました。
どれも美味でしたが、ミートローフと自身の赤ワインが絶妙にマッチして、何とも幸せな気分になります。

徐々に皆さまが焚き火の周りに集い、トークも賑やかになった頃、その脇で全家庭参加のビンゴ大会を行いました。
今回も株式会社ロゴスコーポレーションより数々の協賛品を頂きました事に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
おかげを持ちまして、ビンゴ大会も大いに盛り上がり、その後も8時30分のお開きまで穏やかな会話が続きました。

翌朝は見事に晴れ渡り、鳥たちの声も清々しくサイトに響いて、皆さまそれぞれに気持ちの良い朝の一時を満喫されました。
前の晩に焚き火をした広場では、子供達が元気に駆け回ります。

その光景を見つつ、少し名残惜しい気持ちになっておりますと、皆さまから「年内にもう一度やって欲しい」旨のリクエストを頂き、幹事冥利につきる思いでございました。

10時からは閉会式を行い、幹事代表の挨拶の後に記念写真を撮影して解散となりました。
チェックアウトの時間も十分に頂き、皆さま余裕を持って撤収して帰路に就かれました。

結びに、このキャンプ大会を開催するにあたり朝霧高原オートキャンプ場様に多大なるご協力を頂きました事に心より感謝申上げます。


(報告者)
JAC関東支部インストラクター