「皆が楽しいキャンプのために、キャンプ・マナーの向上を図りたい」
当協会オートキャンプ指導者インストラクターの織田範之氏がキャンプマナー向上のためのアプリを作成するための資金集めをクラウドファンディングで行っている。
▼プロジェクトの内容
このプロジェクトは、大きく二つのプランで成り立っています。
- スマホ・アプリ(android及びiPhone)によるキャンプ・ログ・ブックの提供
- 年間キャンプ泊数に応じたバッジの配布と、そのバッジを付けることによるマナー啓発活動の拡散
- プランの細部内容は、次の通りです。
- キャンプ・ログ・ブックのスマホ・アプリを開発し、キャンプ・ログを楽しく管理します。
- キャンプ・ログ・ブックと紐づけした年間の泊数(デイ・キャンプは日数)に応じてランク分けしたバッジを付けることができます。
- 2のバッジ申請の時にスマホ・アプリ内で簡単な基本的キャンプ・マナーのテストを受けていただき、クリアすることでバッジを取得できます(ここが、本プロジェクトの「肝」です)。
- バッジは約13mmの小型で帽子などに付けることができます。毎年増やせます。
- バッジの申請はバッジの実費及び送料のみで申請できます。(500円程度を予定)
- スマホ・アプリは逐次機能をアップデートし、機能を拡充していく予定です。
▼織田氏にこの活動に至る経緯を聞いた
現在の日本国内のコロナ禍において、密を避け感染の拡大防止を図るために、皆工夫を凝らし密を避けるべく種々のアクティビティを慎重に行い感染拡大防止に努力をしているところです。
そんな中でも「キャンプ」は、一部の著名人のSNSによるキャンプ生活の模様を共有した動画などの効果もあり、屋外の開放的な場所で密になることなくできるアクティビティとして、ここ2年ほどでキャンプをたしなむ人口が一気に増えました。
しかし、一方で増加したキャンパーによる心無い行動が問題となってきています。キャンプのマナーのみならず、一般の常識からも外れた行動も中にはあります。キャンプ生活にはキャンプ独特のマナー(常識)もありますが、ほとんどが生活の常識といってよいものばかりです。
それらのマナーは書籍や雑誌などで紹介されているものもありますが、一般に知られることがあまりなく、野外という開放的な雰囲気も相まって忘れられることが多いのが現実です。
今後も、現在のキャンプ・ブームは続くことが考えられます。気持ちよく・楽しく・また来たくなるような想い出に残るキャンプ活動を満喫するためにも、野外生活やキャンプのマナーの啓発が、キャンプのみならず、アウトドア・アクテビティにおける現在の最大の課題と考えます。
このプロジェクトは、できるだけ簡単に基本的なマナーを学びつつ自分のキャンプスキルを確認できるツールとして考えました。
プロジェクトの基本であるキャンプ・ログ・アプリは、キャンプをした足跡をスマートフォンで簡単に入力することができ、過去のキャンプを思い起こすツールとして使うことができます。
そして、そのキャンプログに入力した宿泊数をもとに、キャンプのスキル(宿泊数)を基準としたバッジを申請できます。
バッジを申請する際には、簡単な十数問程度のマナーに関するテストをクリアする必要があります。ただしこのテストは、マナー啓発が目的なので、間違った回答をしても必ず正しい正解に導き、申請は100点でできるような仕組みにします。
このプロジェクトが普及したときは、このバッジをつけることによって「キャンプ・マナーを理解しているキャンピスト」だということがわかります。また、「年間のキャンプ泊数が多いベテラン・キャンピスト」だということもわかります。
全てのキャンプ場を利用する全ての人が、気持ちよくキャンプできるようにしたいと思っています。
ご支援・ご参加していただける方の人数によって、今後はスマホ・アプリの機能拡充を図り、グッズ管理やSMS連携などができるアプリの開発を計画していきます。
発案者紹介:織田範之(おだのりゆき)S38.8.25生まれ
■キャンプ(アウトドア)に関する経歴:
- カブスカウト活動・・・小学生時
- 陸上自衛隊で野山を駆け回る・・・青春を費やす
- 航空自衛隊で大空を駆け回る・・・トップ・ガンの世界
- ボーイスカウトの指導者活動・・・ウッドバッジ実習所修了
- 現在・・・町の防災に関わりサバイバルを説く
■キャンプ実績:
- 少年期・・・陸上自衛官の親とキャンプ
- 青年期・・・バイク・ツーリングを楽しみつつソロ・キャンプに浸る
- 父親期・・・ファミリー・キャンプにどっぷりと浸かる
- (子供3人はすべて0歳キャンプ・デビュー)
- 現在
- 時々ソロ・キャンプ(バイクor軽キャン)+渓流釣り
- 時々デュオ・キャンプwith奥様