JACオートキャンプ指導者が顧問をする高校アウトドア部の活動を報告

JACオートキャンプ指導者が顧問をする高校アウトドア部の活動を報告

高校教諭でアウトドア部顧問をしているJACオートキャンプ指導者からコロナ禍のアウトドア部の活動の様子を報告いただいた。今回は、武蔵越生高等学校の文化祭で普段使っているキャンプギアの展示をメインに、キャンプマナークイズ、日本オートキャンプ協会よりご提供いただいたロケーションガイドの頒布などを企画として行った。当日の模様を、レポートとしてお届けする。

 私が顧問を務めているアウトドア部では、現在高校1年生3名、高校2年生10名の計13名で活動しています。これまでは、様々なアウトドア活動を通じて体力の錬成や、シーズンスポーツの体験などで、教育的活動としてのアウトドアではありませんでした。しかし、このコロナ禍で活動をするにあたり、「衛生的に守られた、しかし最高に楽しめる」アウトドア活動を考え、部員たちと一緒になり、実践しています。
2020年8月(緊急事態宣言解除後)、2021年5月に、「コロナ禍におけるキャンプ」とテーマを決め、実際に活動を行いました。今までとは違うキャンプ場の風景、そして、活動を通じて、「キャンパーが意識するべき衛生管理」とは何か考えています。今回は番外編。武蔵越生高等学校では、昨年度は新型コロナウイルス感染症の流行により中止となった文化祭ですが、今年は行うことができました。その中で、アウトドア部は初の出展を実現しました。その時の模様を、少しだけお届けします。


OUTDOOR DAY OGOSE 2021


武蔵越生高等学校 アウトドア部
顧問 坂本皓正(公認オートキャンプインストラクター)
部長 高等学校1年 稲場碧希
小野田愛凛

 2021年10月20日、武蔵越生高等学校で、第55回けやき祭(文化祭)が催されました。一般非公開となりましたが、学校内は大盛況。各文化部の演奏発表、展示、クラス企画など、趣向を凝らした様々な催しで溢れ、コロナウイルスを吹き飛ばすかのような熱気に包まれました。アウトドア部は、第2校舎と第3校舎の間の中庭で、普段利用しているテントやテーブル、チェアなどを展示し、クイズ大会を行いました。クイズはキャンプに関するマナークイズで、全部で7問。参加者には、日本オートキャンプ協会よりご提供いただいたオートキャンプロケーションガイドをプレゼントしました。

 生徒、教職員の皆様、多くの方に来ていただき、クイズに参加していただきました。クイズ大会も盛況で、来場者の皆様に、キャンプやアウトドアのことを少しでも知っていただけたのではないでしょうか? 

■「キャンプに関するマナークイズ」大会の様子。

その他、テント(Coleman Montana アメリカ専売モデル:顧問の私物で購入16年目の現役選手です!)は「大きくて広い!」「思ったより快適そう!」と言っていただけたりしました。キャンプギアは顧問の私物が多く、まだあまりたくさん持っているわけではないですが、これから少しずつ増やしていければと思っています。

「普段アウトドア部って何してるの?」という質問は、アウトドア部員が最もよく聞く質問かもしれません。普段はランニングと、あすなろ館(トレーニングジム)での体力づくりが基本です!アウトドア部のメインの活動は、キャンプと登山ですので、登山ができるくらいの体力錬成を頑張って行っています!そう聞くと、「アウトドア部って結構体力要るのでは…?」と思われる方もいるかもしれませんが、安心して下さい!山は登れば慣れます(笑)

 今後も様々なアウトドアアクティビティを楽しく体験出来たらいいなぁと思っています!こんなユルい(?)部活動も、これはこれでアリですよね♪

 今回は文化祭の様子と、アウトドア部の日頃の活動についての記事を書かせていただきました。素敵な資料をご提供いただいた日本オートキャンプ協会様、来て下さったすべての皆様へ感謝申し上げます。


投稿協力・文責
坂本皓正 (公認オートキャンプインストラクター)
武蔵越生高等学校 アウトドア部顧問