キャンピングカー保有台数は対前年比 106.7%に増加

キャンピングカー保有台数は対前年比 106.7%に増加 〜キャンピングカー白書2021

「キャンピングカー白書 2021」を発行が発行された。ここでは注目ポイントを抑えておきたい。

国内のキャンピングカー保有台数は増加傾向を維持、2016 年に 10 万台を超え順調にその数値を伸ばしている。

国内生産台数をタイプ別で見るとキャブコンバージョン、バンココンバージョン、バスコンバージョン、キャンピングトレーラーいずれのモデルでも前年の生産台数を上回っているとのこと。
しかし、その内訳を見るとワンボックタイプの「バンコンバージョン」が全体の 31.2%を占めている。軽自動車ベースのモデルを除外しても、昔ながらの「キャブコンバージョン」の 31.0%を抑えて 37.0%となっていることから、「バンコンバージョン」人気が高いことが伺える。コロナ禍を通して「いかにもキャンピングカー」で非日常を楽しむというよりも、日常生活の中でも違和感なく使いたいという心理がより働いているのかもしれない。

2020 年のキャンピングカー販売総額は 582 億円となり市場は拡大

8 ナンバー以外の新車は対前年でプラス 41 億円と大幅 な増加。8 ナンバー以外のクルマが減少していることから、1 台あたりの販売価格が上昇 したのかもしれないと予測している。

※8ナンバーは、特定の目的に合わせて改造されたクルマに付与されるナンバー。 自動車は、その構造や装置によって、「乗用自動車」「乗合自動車」「貨物自動車」「特種用途自動車」「建設機械」の5種類に区分されています。

コロナ禍で活動が制限された 2020 年の現状

近隣エリアを目的地にするようになったオーナーは 49.2%で、その行動範囲がコンパクトになっている。一方、公共交通機関を利用せず移動でき、3 密を避ける場所を目的地にするようになったなど、キャンピンカーだからこそ、制限された環境下であっても旅を 楽しめることも影響しているようだ。


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