キャンプ場GW営業状況アンケート2021レポート
全国のキャンプ場にコロナ禍のGW営業状況に関する調査を実施したので、概要をレポートします。
キャンプブームを追い風にコロナ禍からの立ち直りが早い結果が見てとれました。今後7月以降にワクチン接種が進めば、夏休みや秋の行楽シーズンなど、コロナ以前の業績を上回るキャンプ場が更に増加すると予測され、上半期業績が厳しかったキャンプ場にも挽回できるチャンスは十分に考えられます。コロナで大きく生活スタイルが変化した利用者のニーズを掴み、それに合わせたサービス展開とプロモーションを検討していく上での参考にしていただきたい。
(※アンケートに協力いただいたキャンプ場には別途詳細レポートと更なる分析用生データを共有します)
調査概要
- 目的:全国キャンプ場のGW期間中の営業状況、及びコロナ感染症対策の状況を把握
- 実施期間:5月7日〜5月20日(約2週間)
- 対象:全国のキャンプ場(公設および民間のキャンプ場)
- 配布先:約900カ所(メルマガ:「ビジネスレポート」へ登録のキャンプ場)
- 回答方法:Webフォームによるインターネット回答
- 回答率:約15%
【上半期収入見込み】:約4割がコロナ以前を上回る好調ぶり
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さらに約26%はコロナ以前の110%以上と増収も。
【GW期間中の来場人数実績】:客単価が上昇傾向に
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一昨年比で収入見込みと来場者数比較の差異から、客単価の上昇が推測できる。
【GW以降の予約状況】:キャンプ場により明暗が鮮明な結果に
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一方、約35%のキャンプ場が前年のコロナの状況より更に悪化という結果に。
【利用者傾向】:ソロキャンプとデュオキャンプの増加が顕著に
「変わっていない」は相対的には「減少」を意味する可能性には注意が必要。
【GW期間中のサイト数、コロナ対応の営業方法】
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回答いただいたキャンプ場にはより詳細な分析レポート、「利用者の変化」「感染対策」「今後の取り組み」の自由記述をまとめた資料の他、「勝ち組」「負け組」への処方箋と共に集計に使った生データを共有。今後、各地のキャンプ場でエリアの傾向分析や、コロナ以前より110%以上の実績をあげているキャンプ場の行動やデータを参考に他のキャンプ場にも追随していただき、業界全体の業績の底上げに繋がることを期待したい。
(日本オートキャンプ協会 事務局)