【ロゴス展示会速報】おうちとお外で楽しめるマルチキャンプ用品を発表
総合アウトドア用品メーカー・ロゴスの展示会が開催された。テーマは「New Normal, New LOGOS」と題し、コロナ禍の影響で従来とは異なった生活を送る日々に、少しでも安らぎと楽しさを提供したい思いが込められている。そのため、アウトドアとインドアで使える道具が揃った。
会場では、キャンプシーンだけでなく室内シーンを想定したレイアウトが組まれていることが新しいトピック。たとえば自立式ハンモックやローチェアを取り入れたり、スヌーピーのキャラクターで知られる「ピーナッツ」とのコラボアイテムを取り入れたりなど、家の中でもワクワク感を演出できるようにした。
ロゴスの展示会では、ファニチャーのラインナップは他を圧倒するほどの量が登場するのが恒例。今回も数十種類のアイテムが展示されていたが、こちらの「Tradcanvas ゆらゆらハンモックチェア」は、ハイバックデザインで背中全面を後ろへ預けられる設定になっており、座った状態で脚をあげればまるでハンモックのように揺れる仕組みになっている。
庭付きの家に住んでいる人に向けて、電気式のバーベキューグリルも提案。こちらの「LOGOS CHEF BBQ エレグリル」は、コンセントをつなげばグリルプレートが温まり、食材が焼けるようになっている。サーモスタッド付きで温度調節もでき、炭や薪を使わないので煙が出にくいのも特徴。プレートは外しても丸洗いできるので扱いやすい。
さらに、キャンプ用品を仕事に取り入れられる提案ブースもあった。近年のリモートワークやワーケーションの普及で、オフィスで仕事をしなくてもできる環境が進められていることもあり、一般ユーザーだけでなくキャンプ場やレジャー施設での導入も込められている。
ニッチなニーズも汲み取ったキャンプ用品を発売
近年のキャンプはスタイルが多様化し、「これがあったらいいな」という細かいニーズも増えている。ロゴスはそんな声に耳を傾け、積極的に提案している。その一つが高い遮光性素材。この度「ソーラーブロックコーティング」を施したテントを複数発表した。
こちらの「トラッドソーラー ジオデリックドーム-BA」は、建築物で採用されている強い風にも耐えられる構造を採用。最大6人収容でき、最頂点は2mと居住性の高さもポイントである。
ソーラーブロックコーティングはフライシートの裏に施しており、中を見ると非常に暗いことがわかる。夏の寝苦しさや脱水症状の軽減が期待できることから、徐々にこのコーディングを施した商品を展開する。
なお、先ほど紹介したオフィスブースの写真に写っているスクリーンは、このコーティングを採用した「ソーラーブロック トップシート 300-BJ」で、実はフライシートの上からかけて使える商品でもある。
さらに、近年な自転車やバイクでキャンプをする人が増えていることを見て、乗り物を収容できる高さと前室を設けたテントも登場。こちらの「Tradcanvas ツーリングドゥーブル・DUO-BJ」は、前室が前に長く延びている設計で、バイクを入れられるようにしている。
そのほかにも、バイクの積載が幅60㎝に制限されていることを想定し、それに収まるコンパクトなアイテムも多数取り揃える。寝袋からテーブル、焚き火台など、ツーリングをする人にとっては嬉しいものばかりだ。
そのほかにも、ロゴスでは様々な商品が発売される予定。来年の発売をお楽しみに!
ロゴスの公式ページ
https://www.logos.ne.jp/
取材・監修:小川 迪裕
フリーランスの編集者・ライター。ファッション、キャンプ、ガジェットが主な得意ジャンルで、最近は野外イベントのディレクションや、雑誌・WEBメディアのキャンプコーディネイトも手がける。編集・ライティングのアシスタントを募集中。問い合わせは公式ページのコンタクトフォームから。
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