2024年夏休み営業状況に関するアンケートを全国キャンプ場に実施、回答いただいたデータを集計し、概要をまとめました。(※アンケートに協力いただいたキャンプ場には別途詳細レポートと更なる分析用生データを共有させていただきます)
■調査概要
- 目的:全国キャンプ場の2024年夏休み営業状況
- 実施期間:9月1日〜9月20日
- 対象:全国のキャンプ場(公設および民間のキャンプ場)
- 配布先:約900カ所(メルマガ:「JACビジネスレポート」へ登録のキャンプ場)
- 回答方法:Webフォームによるインターネット回答
- 回答数:85キャンプ場(比率 公設48:民間27)
◾️夏休みの期間中(7月1日~8月31日)の対前年比較の収入金額(税込)
昨年調査では前年100%超え合算36.9%に対し、今年は前年100%超え合算21.1%と後退した。
◾️夏休みの期間中(7月1日~8月31日)の対前年比較の来場者人数実績
来場者数では昨年調査で前年100%超え合算27.0%に対し、今年は前年100%超え合算16.6%と金額と同様に後退した。
いづれも連続猛暑日が昨年以上に続いたことが一因と考えられる。
◾️夏休み以降、秋シーズン(9月1日~11月30日)の対前年比較の予約状況
昨年の100%超え回答計(22.5%)と比べ15.3%とまだそれほどの開きではないが、まだ暑さが続く予報もあり予断は許されない状況だ。
◾️夏休みの予約集中度合いについて
前年回答と比較すると「夏休み」にこだわらない層は着実に増えているようだ。
◾️夏期(7/1-8/31) 期間中稼働率のばらつき
左軸:回答件数、横軸:稼働率を約25%毎に4分割([1.1%~25.8%][25.8%~50.5%][50.5%~76.3%][76.3%~100.1%])
全体平均稼働率:20.4%
※適正に入力いただいたキャンプ場のみで算出
◾️夏休み予約者のキャンセル理由(複数回答可)
「台風」理由の回答が減り、「猛暑」理由が増加した。
回答いただいたキャンプ場には「公設・民間別」「各エリア別」に分解したグラフデータと自由記述をまとめた資料を後日共有します。
今後の夏休み需要獲得に向けた施策立案と実施判断材料としてもらえれば幸いです。
(日本オートキャンプ協会 事務局)