第22回FICCアジアパシフィックラリー

第22回FICCアジアパシフィックラリー

この5月、韓国において「第22回FICCアジアパシフィックラリー」が開催される。

国際オートキャンプ連盟(FICC)に加盟する、韓国、台湾、中国、日本で構成されているアジアパシフィック委員会が開催するもので、年に一度アジア各国のキャンパーが一同に会する一大イベント。

今回の会場は韓国の東海岸の最北。北朝鮮と国境を接する江原道高城市にあるジャンボリートレーニングセンター。海外のキャンプ大会では、その国でアウトドアを楽しむのはもちろん、世界各国の参加者との交流に加えて、通常の海外旅行と同じ観光名所を訪れる魅力もあり、期間中には会場から様々な日帰りツアーも用意される。今回の観光の目玉は北朝鮮との国境から見える非武装地帯「DMZ」。軍事施設やトンネル、展望台など、韓国の歴史や現状を肌で感じられる場所で、韓国旅行としても多くの人が訪れる場所。

日本オートキャンプ協会では、ツアーなども設定し、第22回FICCアジアパシフィックラリーの参加者を募集します。

詳しくは日本オートキャンプ協会へ
sakai@autocamp.or.jp 担当:堺

第22回FICCアジアパシフィックラリー概要

■会場: ジャンボリートレーニングセンター内キャンプ場

大韓民国江原道高城郡土城面ジェンボリ路244

■会期: 5月31日(金)~6月6日(木)

■公式サイト :https://mohang01.cafe24.com/?ckattempt=1

■スケジュール(予定)

■会場について

江原ジャンボリーキャンプ場
宿泊施設イメージ

 江原ジャンボリーキャンプ場は江原道に位置し、周辺は金剛山や雪岳山などに囲まれ、韓国らしい山々にかこまれたロケーションも楽しめる施設。敷地はビーチに接し、DMZの朝鮮統一展望台、非武装地帯博物館へのアクセスが良いなど、韓国旅行の拠点としても有名な場所にある。

■非武装地帯DMZについて

DMZ紹介ユーチューブ

非武装地帯(DMZ)について

ここは江原道が高城郡玄内面松峴里の民間立ち入り規制線内に建設した特別な博物館。445億ウォンを投じて2001年に建設が始まり2009年8月に正式に開通した。朝鮮戦争後、唯一の分断の象徴であるDMZ(非武装地帯)を通じて設けられた停戦ラインの歴史的意義、同胞間の別れの痛み、今も続く軍事紛争、そして60年以上失われてきた人間の触れ合いを展示や映像を通じて垣間見ることができる。展示ホールには、朝鮮戦争中に使用されたビラ、軍の手紙、非武装地帯で発見された様々なものが展示されている。屋外展示場には、東部戦線で60年以上使用された有刺鉄線が展示されているほか、対北朝鮮心理放送施設、ベルリンの壁、北朝鮮からの亡命木造船なども展示されている。