キャンプ場 サイト料金以外に利用者から得ている収入に関するアンケートを全国キャンプ場に実施、回答いただいたデータを集計し、概要をまとめました。(※アンケートに協力いただいたキャンプ場には別途詳細レポートと更なる分析用データを共有させていただきます)
■調査概要
- 目的:全国キャンプ場の2023年夏休み営業状況
- 実施期間:9月1日〜9月19日
- 対象:全国のキャンプ場(公設および民間のキャンプ場)
- 配布先:約900カ所(メルマガ:「JACビジネスレポート」へ登録のキャンプ場)
- 回答方法:Webフォームによるインターネット回答
- 回答数:112キャンプ場(比率 公設63:民間37)
■キャンプ場事業でサイト料金以外の【利用者】から得ている収入合算の全体に占める割合
北海道、東北、北陸・近海、四国中国、九州地方など、大都市から離れたエリアほどサイト料金ん以外の収入比率が高いキャンプ場が多い傾向が見られる。
■今後、サイト料金以外の収入拡大で最も力を入れたいと考えいるもの
最も力を入れたいものとして、公設・民間ともに「法人取引」や「日帰りキャンプ」「食堂・レンストラン・喫茶店」をあげるキャンプ場が多かった。
■サイト料金以外の収入で主な品目の昨年からの傾向
■法人・団体利用の年間比率(売上金額ベース)
東北地方や近畿・北陸、九州地方で法人取引による営業収入が高い傾向が見て取れる。
■法人や団体利用への考え方や体制に関して
積極的に法人取引先に営業活動を行っているところは、少なくホームページなどでそれらを告知しているところも平均2割程度にとどまっており、多くは「問い合わせがあれば受け入れる」という受け身姿勢の形となっているようだ。