7月11日、キャンプの状況を分析した「オートキャンプ白書2018―寒くたってキャンプ-」を発表、発売開始しました。
オートキャンプ白書は2017年オートキャンプの状況をキャンパー、キャンプ場、用品、クルマと4分野に分けて調査、分析したもので、同協会が1986年から発行しています。
2017年は、近年人気が高まる「秋キャンプ」のシーズンに連休が少なく、また台風などの接近により天候に恵まれませんでしたが、その一方でキャンプシーズン後半の「冬キャンプ」の需要が高まりました。それを示すようにキャンプ場の利用月のデータでは11月、12月、1月、2月、3月いずれも前年を上まわり、また冬季のキャンプ用品の販売も好調だったことを示しています。
その結果2017年に1回以上キャンプをした人の数「キャンプ参加人口」は840万人と2016年の830万人を1.2%上まわり、5年連続して前年比がプラスとなりました。こうした背景には前述の冬季の活性化の他、平日利用者の増、また大きな背景としては90年代のキャンプブームの時代に家族とキャンプを経験した団塊ジュニアの世代が中心世代として参加していることなどがあげられます。
オートキャンプ白書の巻頭要約はこちらで見ることができます。